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スポーツ

ドラフト会議の仕組みや流れは?指名順番のルールも知りたい!

投稿日:2018年10月1日 更新日:

 

甲子園が終わり、高校球児たちの髪が伸びてきた毎年10月に行われる『ドラフト会議』ですが、プロ野球選手を目指す高校生・大学生にとってはまさに「運命の日」です。

 

今年の甲子園は盛り上がりもありおもしろかったので、ドラフト会議が気になる方も多いかと思います。

 

この記事では、

「ドラフト会議って何?」

「どういった流れでやるの?」

「いつやるの?テレビで観れる?」

などの疑問をわかりやすくまとめました!

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ドラフト会議とは?

プロ野球ドラフト会議(正式名称:新人選手選択会議とは日本野球機構が開催する新人選手を獲得するために行われる会議です。

 

会議と言ってもプロ野球球団のお偉いさんたちが円卓のテーブルを囲って観覧者もいる中で行われるプロ野球界の一大イベントです。

ドラフト会議は毎年10月に開催されでテレビ放送もしています。

 

プロ志願届けを出した高校生、大学生など過去にプロ野球球団に所属したことのない選手を対象に、プロ野球球団が来て欲しい選手に「うちに来ないか?」と交渉する権利をゲットする会議です。

 

1番欲しい選手は

  • 「ドラフト1位」
  • 「ドラ1候補」
  • 「1位指名」

などと呼ばれ、2018年の高校生では大阪桐蔭の根尾晃選手が複数球団のドラフト1位候補と注目されています。

 

「1番来て欲しい選手」が人気で、他の球団も「こっちも欲しい!」となった場合は、球団同士でくじ引きをしてその欲しい選手との交渉権を獲得します。

 

ドラフトはこのくじ引きが毎年おもしろく見所です。

 

『プロ志願届』とは?

プロ志願届」とは「プロ野球志願届」といいプロ野球球団に入団したい高校3年生と大学4年生が野球連盟に提出する志願書です。

 

プロ志願届を出した選手がドラフト会議で球団から指名される対象になるので、出さなかった人は就職、進学ということになりドラフト対象外となります。

 

また、プロ志願届は出しても球団から指名されないこともあります。

 

プロ志願届の募集期間は毎年だいたい8月下旬~10月上旬(ドラフト会議の2週間前)となっています。

2018年のプロ志願届提出期限

8月22日(水)~10月11日(木)

 

2018年は高校生で金足農業(秋田)の吉田輝星選手がプロ志願届を出すのかどうかという点が注目されています。

追記:吉田選手もプロ届けを提出したので今年のドラフトはおもしろそうです!

>> 2018年のプロ野球志願届け提出者一覧

 

ドラフト会議の流れは?指名の順番など

ドラフト会議では球団が「欲しい選手」を指名しその選手との交渉権を獲得します。

ドラフト会議後、その選手との交渉を経て入団するかどうかが決まります。

 

  • 1位指名(1番欲しい選手)→指名1巡目
  • 外れ1位指名(1番欲しい選手が取れなかった場合、次に「1位」で欲しい選手)→指名1巡目
  • 2位指名(2番目に欲しい選手)→指名2巡目
  • 3位指名(3番目に欲しい選手)→指名3巡目

という順に選手を指名していきます。

 

【1位指名の流れ】1巡目はかぶったらくじ!

1巡目(1位指名)ではまずは全12球団が1番欲しい選手を指名します。

 

〜〜〜〜〜

(1)すべての球団が1番欲しい選手を指名(1位指名)

~ここで1位指名した選手が他の球団とかぶらなければ交渉権ゲット!(「単独指名」「一本釣り」などと言われます)

(2)1位指名した選手が複数の球団とかぶったら交渉権をかけて球団がくじ引き

~ここでくじ引きで当たった球団は競争率が高かった1位指名の選手との交渉権をゲット!~ドラフトで一番盛り上がる瞬間ですね!)

くじ引きの順番は?

球団順位の逆順(最下位)から

<2018年の指名&くじ順番>

2018年はパリーグが優先権獲得

楽天(パ6位)→阪神(セ6位)→ロッテ(パ)→中日(セ)→オリックス(パ)→DeNA(セ)→日本ハム(パ)→巨人(セ)→ソフトバンク(パ)→ヤクルト(セ)→西武(パ1位)→広島(セ1位)

(3)(2)で交渉権をゲットできなかった各球団は他の選手を1位指名し(外れ1位)他球団とかぶらなければここで交渉権ゲット!

外れ1位とは?

指名1巡目で1位指名の競合に敗れた球団が次に1位で指名する選手のことを「外れ1位」といいます。1位がダメだった場合の1位という感じです。

「外れ」という聞こえが嫌ですが、巨人のあの坂本勇人選手も外れ1位で入団しています。

(4)(3)で指名が他球団とかぶったらまたくじ引き…(外れ外れ1位)

〜〜〜〜〜

 

と、まずはすべての12球団が1位指名し終わるまで繰り返します。

 

この時点で12名の選手が1位指名をされることになります。

 

テレビでは時間帯的にだいたいこの1位指名(1巡目)までが放送されます。

 

【2位指名の流れ】2巡目はウエーバー

次は2番目に欲しい選手を指名していきます。

 

指名方法は「ウェーバー順」といいそのシーズンのセ・リーグとパ・リーグの成績順が低い順(下位順)から指名していきます。

 

◎「セ・リーグ」とは?→正式名称は「セントラルリーグ」

読売ジャイアンツ、阪神タイガース、広島東洋カープ、横浜DeNAベイスターズ、東京ヤクルトスワローズ、中日ドラゴンズ の6球団

 

◎「パ・リーグ」とは?→正式名称は「パシフィックリーグ」

オリックスバファローズ、北海道日本ハムファイターズ、福岡ソフトバンクホークス、埼玉西武ライオンズ、千葉ロッテマリーンズ、東北楽天ゴールデンイーグルス の6球団

 

「セ・リーグとパ・リーグのどっちが先から指名するの?」

は、セ・パの交流戦で勝ち星の多かったリーグから先に指名していきます(2015年から)

勝ち星が多かったリーグ(6位)

勝ち星が少なかったリーグ(6位)

勝ち星が多かったリーグ(5位)

勝ち星が少なかったリーグ(5位)

 

という感じに下位順から指名していき指名する選手は早い者勝ちになります。

◎2018年のウェーバー順(先行はパ・リーグ)

パ・リーグ(6位)→セ・リーグ(6位)→パ・リーグ(5位)→セ・リーグ(5位)→パ・リーグ(4位)→セ・リーグ(4位)→パ・リーグ(3位)→セ・リーグ(3位)→パ・リーグ(2位)→セ・リーグ(2位)→パ・リーグ(1位)→セ・リーグ(1位)

 

【3位指名の流れ】3巡目はウエーバー

3巡目は2巡目のウェーバー順とは逆の「逆ウエーバー順」で指名していきます。

今シーズンのセ・リーグ、パ・リーグの成績が高い順(上位順)から指名していきます。

 

4巡目は2巡目(ウエーバー順)と同様に、

5巡目は3巡目(逆ウエーバー順)と同様に、

と、指名が終わるまで行われていきます。

 

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ドラフト1位指名だと何がいいの?2位以下との違いは?

テレビやニュースなどではドラフトの「1位指名」が注目されます。

 

1位指名だとなにがいいのか?

まずお金です。

上位で指名されればされるほど契約金と年俸も高くなります。

 

去年(2017年)7球団から1位指名をうけた清宮幸太郎選手(北海道日本ハムファイターズ)は、

  • 契約金:1500万
  • 年俸:1億+出来高5000万

と言われています。

 

1位で指名されるということは、それだけ球団からの期待値も高いのでお金関係も2位以下で指名された人より高くなります。

 

お金関係の他に、与えられるチャンス、成績を残すまで待ってくれる時間、など1位指名と下位指名では待遇も変わってきます。

 

他には、「●位指名で入団」というのはプロ野球人生においてつきまとう肩書きというかレッテルみたいなものでもあるので、1位指名の方が選手のプライド的にもいいのでは、という部分もあります。

 

また、ドラフトには1軍の試合には出られないけど将来性があると見なされた選手が指名される『育成枠』というものがあります。

 

1軍、2軍よりも下に値する枠ですが、今やエースとなったソフトバンクの千賀滉大選手は高卒育成枠で指名された背景があります。

 

なので、ドラフトは通過点に過ぎない&1位指名じゃなくてもプロ入り後に活躍し成績を残せば指名順位も関係なくなってきます。

 

 

アイドルAKB48の10代〜20代の若い女子が総選挙で順位をつけられて…

っていうのがありますが、ドラフト会議でも10代〜20代の若者が行きたい球団があっても自分では言えない上、球団から一方的に順位をつけられて指名される、というシビアな世界だなと思って見ています…(笑)

 

指名されても行きたくない球団だったら断れるの?

ドラフト会議では球団側が「うちにこないか?」と交渉し、選手が「はい行きます!」となったら交渉成立しプロ野球選手の誕生します。

 

が、球団は欲しい選手を指名できるのに、選手側は「あの球団行きたい」という指名や表明をすることはできません。

 

「あの球団行きたい!」と子供の頃から憧れ球団がある野球少年でも、望んだ球団に入れるわけではないので、ちょっとかわいそうだなーという点はありますね(⌒-⌒; )

 

選手からしたら指名を受けても行きたくない球団というのも十分有りえます。

 

これまでに、意中の球団からの指名じゃないからって断ってきた人も数々いますが、指名を断ると、ドラフトの関係上数年はプロ野球選手になれないリスクもあるので、たいていの人は指名を受けたらその球団に入っています。

 

意中じゃない球団からの指名で涙を浮かべたり不満そうな表情をする高校生もこれまでいました。

 

ドラフト会議が終わり契約を経て正式に入団が決まったら、高校生や大学生は年明け(1月)にはトレーニングが始まります。

詳しくはこちら→

関連【プロ野球の流れ】新人選手のドラフト後の予定やプロ入りまでの流れは?

 

2018年のドラフト会議の日程・時間・テレビ放送やネット中継

  • 日時:2018年10月25日(木)
  • 時間:16:50~
  • テレビ放送: TBS系列全国ネット放送、スカイA(CS)
  • ラジオ: ニッポン放送
  • ネット中継: ParaviBaseball GateSports Bull

 

 

テレビ中継時は時間的にだいたい1位指名だけが放送されています。

 

去年は早稲田の清宮選手が7球団から1位指名を受けテレビでは、

「清宮幸太郎」

「清宮幸太郎」

「清宮幸太郎」

と、清宮選手の名前がアナウンス連呼してたので、今年はドラフト注目の大阪桐蔭ツートップ「根尾晃」「藤原恭大」や、プロ志願届を出せば「吉田輝星」の名前が連呼されるのではないかと楽しみです(笑)

 

【ドラフト緊急特番】お母さんありがとう

ドラフト会議の放送後には『お母さんありがとう』という生放送ドキュメント特番が毎年放送されています。

プロを目指すドラフト選手数名とその家族を特集した番組です。

 

  • 日時:2018年10月25日(木)
  • 時間:19:00~22:00(3時間生放送)
  • テレビ放送: TBS系列全国ネット放送、スカイA(CS)
  • MC:中居正広

 

<2018年の特集対象の選手>

  • 平尾奎太 投手(24)[HONDA鈴鹿]
  • 中川圭太 選手(22)[東洋大学]
  • 渡辺佳明 選手(21)[明治大学]
  • 吉田輝星(17)[金足農業高校]

 

今年の『お母さんありがとう』は甲子園の主役といっていいほど大注目された金足農業の吉田選手が特集されることがわかりました。

 

【ドラフト名物】くじ引きエピソードと大物獲得率の高い日ハム

北海道日本ハムファイターズはこれまで高卒ドラフト注目選手を獲得していることから、「くじ運が強い」と注目されています。

 

日ハムこれまでの高卒獲得選手

  • 2017年:清宮幸太郎(早稲田実業高校)
  • 2012年:大谷翔平(花巻東・現エンゼルス
  • 2007年:中田翔(大阪桐蔭)

など

 

2017年の清宮選手を獲得した時の日ハムは木田優夫コーチがくじを引きました。

 

木田優夫コーチはドラフトの前日にさんまさんに電話でゲン担ぎに相談していて「左手でくじを引いたほうがいい」とアドバイスをもらったそうです。

 

そして、交渉権をかけたくじ引きを左手でいったら清宮選手を引き、現在の日ハム・清宮幸太郎が誕生したというエピソードが2017年のドラフトでありました。

 

さんまさん、すごい…(笑)

2018年はどんなドラマが生まれるのか楽しみです…!

 

追記:

2018年は日ハムが甲子園を盛り上げた金足農業高校のエースピッチャー・吉田輝星選手を単独指名で獲得し、またまた高卒大物を獲得しました!(笑)

 

ドラフト会議中、選手はどこにいるの?

ドラフト会議中、選手は各学校で待機し指名される瞬間を中継で見ています。

その様子がテレビ中継でお茶の間に流れます。

 

指名を受けた後の選手の動き

指名を受ける

会見する

メディア向けの写真撮影や肩車・胴上げなどをする

 

指名後、選手がかぶってる帽子はどこからくるの?

ドラフト会議で指名を受けた選手は、球団の帽子をかぶっている写真がニュースや新聞を飾りますが、

「あの帽子ってどこから持ってきてるの?」

「どこから指名されるのかわかんないのに用意してるの?」

って気になりますよね?

 

あのチームの帽子は各新聞社が撮影用に用意した帽子なんだそうです!

 

今年のドラフトでは大阪桐蔭高校から4人が指名を受けましたが、報道陣が用意していることで4球団分の帽子がこのように揃っています(笑)↓

 

 

ドラフト会議が終わったら?プロ入り高校生らの予定

ドラフト会議が終わったら高校生・大学生らの新人選手は、

  1. 入団交渉(10-11月)
  2. 契約〜入団(11月)
  3. 入寮(1月)
  4. 新人合同トレーニング(1月)
  5. 春季キャンプ(2月)
  6. プロ野球開幕(3月〜)

といった流れで各球団の選手となっていきます。

 

早ければ1年目でさっそく試合で活躍する選手も出てきます。

★詳しくはこちら→ ドラフト会議後の高校生や大学生がプロ野球選手になるまでの流れ

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